競馬エンジニアリングへの軌跡:軍曹のプロフィール

【原点】地面を測り、地盤を読み解く(工業高校時代〜)

私の技術的な原点は、工業高校時代にまで遡ります。在学中に国家資格である「測量士補」に合格。この時学んだ「正確に位置と高低差を測る」という技術が、私のデータに対する誠実さの基礎となりました。

趣味の登山でも、三角点を頼りに地図を読み解くプロセスを今も大切にしており、現場の状況をデータと照らし合わせる楽しさは、今の競馬解析にも深く通じています。

【実践】土木と経営、そしてFileMakerとの出会い

社会に出てからの36年間は、二つのプロフェッショナルな現場で研鑽を積んできました。

  • 土木技術者として18年: 道路や構造物の「地盤」を支える仕事に従事。現場で地面と向き合い続け、馬場状態(クッション値や含水率)を競馬の「地盤」として捉える独自の視点を養いました。
  • ドラッグストア経営者として18年: 緻密な在庫管理とデータ分析を行い、18年間経営を維持してきました。この経営者時代に「FileMaker 5」と出会ったことが、私の人生の大きな転機となりました。

実務を通して長年データ分析の経験値を積み上げ、数値を冷静に判断する力を磨き続けてきました。

FileMakerのおかげで数々の苦境に救われました。

ドラッグストア経営時代には、大手ドラッグストアの進出という逆境に直面しました。しかし、そこで立ち止まるのではなく、独学で構築したシステムを武器に「ネット販売」への業態転換を決断。

その取り組みは、2004年の新聞にも「消費者ニーズをシステム化」として大きく取り上げられました。当時まだ珍しかったパソコンによる在庫管理や受注システムを自ら構築し、14時間の拘束時間を2時間に短縮するなど、まさに「エンジニアリング」の力で難局を突破したのです。

2004年、新聞掲載。当時から『システムによる効率化』を追求していました

【現在】JRAへの挑戦状。エンジニアリングとしての競馬

そして今、これまでの全ての経験を武器に、JRAが発表する膨大な競馬データと真っ向から向き合っています。

現在は「Target」を駆使してデータを抽出し、最新の「FileMaker 2025」に格納。4年分のクッション値・血統・タイムの相関関係を独自のアルゴリズムで解析しています。

私にとって、競馬は単なる「予想」ではありません。測量で地面を測り、土木で地盤を理解し、システムで具現化する「精密な工学(エンジニアリング)」です。JRAに挑戦状を叩きつける準備は、今ここに完全に整いました。

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【至福の時】山頂ランチと確定ランプ

そんな私の週末の楽しみは、愛知岐阜三重の山々への登山です。 平日はエンジニアとしてデータと格闘していますが、レース当日は山の頂上で「青空ランチ」を楽しみながら、スマートフォンの画面で「確定ランプ」を確認するのが何よりの贅沢です。

澄んだ空気の中、自分の解析が正解を導き出したのかを確かめる。この「デジタルな解析」と「アナログな自然」が融合する瞬間が、私の最高のリフレッシュであり、次なる解析への原動力となっています。

各務原の山を登るときが至福の開放感がありますね。眼の前は金華山・岐阜城が見えます。